先日、新潟市の企業様に姿勢チェックと理学療法士によるコンディショニングをしてきました。
今回、訪問させていただいた企業様は、電気通信工事や社会インフラの各システム施工保守を行なっている企業様です。
今や私たちの生活において、通信機器などの社会インフラは欠かせないものとなっております。それを不自由なく使えるのは、日本のインフラ業界を支える企業様のおかげだと思います。
緊急時や災害時など、一刻も早く駆けつけて、対応してくれています。
その感謝をお伝えしながら、身体のケアをさせていただきました。
今回、聞き取りの中で、最も多い悩みが腰痛でした。
重いものを持ったり、同じ姿勢での作業が続いたりすると腰に痛みや違和感が出るなどの訴えが多かったです。
現在、厚生労働省では
『職場における腰痛予防対策』、『第14次労働災害防止計画』を行なっております。
職場での腰痛は、その従業員様のみではなく、他の従業員様への過重労働につながる危険があり、喫緊に解決する課題となっています。
その解決には、従業員様にはご自身の身体のことを分かってもらい、企業様には現在の状況やその対応していただく必要があると考えています。
今回はこの2点について、主にお話させていただきました。
ご自身の姿勢の癖や、身体の歪みにより、負担のかかりやすい部位などが存在する点。
職業上の特定の業務に起因する危険因子によって生じる疾病、『職業病』がある点。
痛みや違和感がどのような原因で生じているかが分かると、その対応や解決策も考えることができると思います。その点について、多くアドバイスさせていただきました。
この先、皆様の健康の一助になれれば幸いです。